2024年10月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ5bp上昇、6bp上昇、8bp上昇し0.41%、0.97%、1.86%で終了

強い雇用統計を受けて米金利は年内の利下げ幅織込みを急速に剥落させつつ、加えて11月の大統領選後の財政拡大懸念から財政プレミアムを織り込む形で大幅上昇(10年は3.7%から4.3%)。
国債金利もこれにつれて大幅上昇。142円から152円と円安も進みこちらも早期利上げを意識させた。
ただ、スティープ化は、衆議院選挙で与党の自民公明両党が大敗し、財政拡張懸念で米国と同じく財政プレミアムを織り込み40年は16bp上昇。

カーブはベアスティー

フォワード金利政策金利パスの影響が大きい5年までと、超長期を中心に上昇

英国然り、債券自警団が日本でも活動するのか。