日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ16bp上昇、14bp上昇、7bp上昇し0.72%、1.27%、2.01%で終了
先月の決定会合では3月利上げさえも怪しい雰囲気であったものの、年が変わり、欧州の期待インフレ率上昇、FRBの利下げペース鈍化(または停止)懸念から月中まで海外金利上昇につれて金利上昇。日本の10年期待インフレも1.6%近くまで上昇し、一転1月利上げリークも出てきて、結局決定会合では0.5%への利上げを決定。展望レポートの物価見通しも強気で、会合後の総裁会見では「中立金利はまだ大幅にマイナス」と今後の利上げ余地ににじまされたことで長期までは大幅金利上昇
超長期は先月末の25年度発行減発表以降、買いが戻ったようで、値を飛ばしながら相対的に金利低下し、前月末対比ほぼ変わらずで月末
日本の12月物価は光熱費補助の段階的終了の反動という特殊要因やコメ野菜の高騰で、ヘッドライン3.6%、コアでも3.0%と利上げを正当化。賃上げの話も出てきており、市場は先高観に傾いている
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