2026年8月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ20bp上昇、14bp上昇、12bp上昇し1.69%、2.99%、3.97%で終了 前月末の後場引け後に行われた決定会合後の記者会見では、総裁が利上げペース加速の可能性に言及し、従来の「半年に一度の利上げペース」から…

2026年7月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ11bp上昇、11bp上昇、9bp上昇し1.49%、2.85%、3.85%で終了 6月末に公表された骨太の方針が需給懸念を高めたことで、金利は月初から上昇基調で推移。10年金利は単利で2.9%に近づき、30年金利は4.0%を上…

資産は過去から変わらないのか? 日本債、日本株、米国債、米国株の戦後のリターンの確認

国内金利が上昇し、国内債券のリターンが7年連続でマイナスとなる一方で、利回りは「数十年ぶりの水準」といった債券関連のニュースを耳にする機会がようやく増えてきた。同時に、株式投資を推奨する話題も依然として多い。 こうした状況の中で、過去の円建…

2026年6月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ4bp上昇、4bp上昇、7bp上昇し1.38%、2.74%、3.76%で終了 中東戦争の終息を織り込む形で原油価格が90ドルから70ドル割れまで下落する中、BEIは20bp低下した。一方、ドル円は徐々に円安方向で推移し、月初…

2026年5月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ2bp低下、13bp上昇、15bp上昇し1.34%、2.70%、3.69%で終了 中東情勢は楽観と悲観を繰り返したものの、中旬に向けて終戦期待が大幅に後退し原油価格が上昇していたことや、補正予算に伴う国債増発への警戒…

2026年4月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ3bp上昇、15bp上昇、12bp上昇し1.36%、2.57%、3.53%で終了 中東情勢の緊張と緩和のヘッドラインで上下したものの、原油価格の高止まりや為替介入を警戒しつつ進む円安を受けてBEI主導で金利が上昇原油価…

2025年度の国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ55bp上昇、88bp上昇、115bp上昇 25年4月に米国が関税の大幅引き上げを表明し、先行きの不透明感から円金利は低下。関税率の交渉や時期、日本を含めた各国経済に与える影響などを踏まえて日銀は利上げ姿勢を…

2026年3月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ13bp上昇、25bp上昇、32bp上昇し1.33%、2.42%、3.41%で終了 米国/イスラエルがイランを攻撃し、中東情勢が緊迫化。ホルムズ海峡の船舶の通過が困難になり原油価格はブレント、WTIともに100ドル/バレルを…

2026年2月 国債市場

2026年2月 国債市場日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ2bp低下、13bp低下、24bp低下し1.20%、2.17%、3.09%で終了 衆議院選挙で与党が大勝したことで政権の安定性が高まり、減税を含む財政政策の必要性が低下したとの思惑から特に超長期の需…

2026年1月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ7bp上昇、18bp上昇、26bp上昇し1.22%、2.30%、3.33%で終了 首相が衆院の解散を表明し、消費税の減税案が示されたものの財源については明言されなかったことから、国債需給悪化懸念が急速に高まり、超長期…

2026年1月 超長期金利の急上昇

2025年は財政拡大による国債発行増懸念から特に超長期ゾーンを中心に金利が上昇、欧米も同様の懸念が高まり、金価格が高騰し通貨の減価が注目され、特に日本では急速に進む円安に懸念が高まっていた。 年が明けて・ 9日:高市首相が衆院の解散を検討している…

2025年12月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ20bp上昇、25bp上昇、13bp上昇し1.14%、2.11%、3.07%で終了 月初の総裁講演で次回の決定会合での利上げに積極的な姿勢を示し、また、中立金利の公表について含みを持たせたことから、利上げの到達点が小…

2025年11月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ6bp上昇、15bp上昇、22bp上昇し0.94%、1.86%、2.94%で終了財政政策に前向きな首相発言や利上げに慎重な日銀総裁発言から円安が進み、インフレ期待が高まったことで金利は上昇。また、円安を受けて日銀の…

2025年10月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ2bp低下、横ばい、2bp上昇し0.88%、1.72%、2.72%で終了 自民党総裁に緩和的金融政策+積極財政的な政策ミックスを掲げた高市氏が選出されたことで、利上げ期待は小幅後退し10年金利までは低下、超長期は増…

2025年9月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ7bp上昇、6bp上昇、1bp上昇し0.91%、1.72%、2.71%で終了 上旬に石破首相が退陣の意向を表明し、次期自民党総裁の財政政策を見据えてリスクオン姿勢になり、株高債券安推移決定会合は据え置き判断であった…

2025年8月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ6bp上昇、5bp上昇、5bp上昇し0.85%、1.66%、2.70%で終了対米通商交渉の実務的な懸念が後退したことや、先月の決定会合の主な意見がタカ派的と解釈されたことで金利は上昇。日本のCPIは市場予想を小幅上回…

2025年7月 国債市場

2025年7月 国債市場日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ7bp上昇、11bp上昇、19bp上昇し0.79%、1.61%、2.65%で終了参議院選挙は与党が過半数を割り込んだことで、財政懸念、増発懸念から超長期金利は上昇。その後、対米通商交渉がまとまった…

2025年6月 国債市場

2025年6月 国債市場日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ変わらず、7bp低下、5bp低下し0.72%、1.50%、2.46%で終了米国の通商交渉に対する警戒感が後退しつつあったものの、イスラエルがイランの核施設を攻撃したことで地政学リスクが急上昇、…

日本の長期債利回り推移

「金利のある時代」という言葉を聞くようになったが、そもそもここ十数年間の超低金利時代が異常で、より長いタイムスパンでは、金利は"ある"のが通常であるともいえる 今後の金利動向を考えるうえで、金利のある時代、1950年代以降の長期債利回り、長短スプ…

2025年5月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ8bp上昇、19bp上昇、19bp上昇し0.72%、1.57%、2.51%で終了 米国が通商交渉で中国を含む各国に譲歩する姿勢を見せたことで、極端な関税率にはならないとの期待が高まり、日本を含む株式市場は大幅に上昇し…

2025年4月 国債市場

2025年4月 国債市場日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ14bp低下、21bp低下、5bp上昇し0.64%、1.38%、2.32%で終了 2日(日本では3日)に米国が一律関税を発表、その後対中関税の引き上げなど目まぐるしく変化。関税撤廃のための各国の交渉動…

2024年度の国債市場

2024年度の日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ62bp上昇、78bp上昇、73bp上昇 24年3月にマイナス金利が解除され、その後も円安基調、物価上昇に合わせて金利は上昇。7月に利上げしたものの、8月初に株価が大幅下落したことで利上げ期待が一時的…

2025年3月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ1bp上昇、14bp上昇、18bp上昇し0.78%、1.54%、2.27%で終了 財政赤字をGDPの0.35%以内とするドイツの債務ブレーキが憲法改正により放棄されたことで、欧州金利は東西ドイツ統一以降で最大の金利上昇。財政…

2025年2月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ7bp上昇、13bp上昇、7bp上昇し0.76%、1.40%、2.09%で終了 日銀の利上げに前向きな姿勢を受けてホールカーブで金利上昇。利上げの到達点は月中に1%を織り込んだ。月の後半には、総裁が国会で金利が急上昇…

2025年1月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ16bp上昇、14bp上昇、7bp上昇し0.72%、1.27%、2.01%で終了 先月の決定会合では3月利上げさえも怪しい雰囲気であったものの、年が変わり、欧州の期待インフレ率上昇、FRBの利下げペース鈍化(または停止…

2024年12月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ1bp低下、5bp上昇、3bp上昇し0.57%、1.13%、1.95%で終了 米金利の上昇に合わせて月初から円安が進み、日銀の利上げの到達水準が上昇。12月は据置きの可能性が高く、1月か3月利上げが織込みであったもの…

2024年11月 国債市場

日本国債 2年、10年、20年ゼロ金利はそれぞれ17bp上昇、11bp上昇、6bp上昇し0.59%、1.08%、1.92%で終了 トランプ再選を受けてドル高となりドル円も中旬までは円安が進み、日銀の利上げ期待が上昇。12月か来年1月の利上げをほぼ織り込み。下旬の40年…

デュレーションの長期化は長期期待リターンを上昇させるのか?(4)

前回の続き。日本国債の長期債のプレミアムを確認する。 長期債のリスクプレミアム まずはプレミアムの推移を見てみる。期間は1999/12/30-2024/10/31 リスクリターン比率がピークをつけやすいゾーンの代表として、5年債を選び、1年債に対するプレミアムの…

デュレーションの長期化は長期期待リターンを上昇させるのか?(3)

前回の続き。日本国債の年限毎のリターンを確認する。 リターン 期間は1999/12/30-2024/10/31。算術平均リターン(月次リターンを平均し、12倍して年率化したもの)と幾何平均リターン(月次リターンをつなげて年複利利回りとしたもの)を表示する。 年限毎…

デュレーションの長期化は長期期待リターンを上昇させるのか? (2)

前回の続き、日本国債の年限毎のリスク(ボラティリティ)を確認する。 リスクはリターンのボラティリティとする。キャピタルリターンは概ね修正デュレーション×金利変化であり、イールドカーブの変動が年限によらない(パラレルシフト)とすると、年限とリ…